六本木・東京ミッドタウンのデザインハブで開催されている企画展に行ってきました。
その名も「デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン その過去と未来」。
といっても私自身は、グラフィックに限らずデザイン系の分野については、これまで学んだこともなければ、仕事での関わりもなく無知です。
ただ、「デザインが持つ力」については、常々感じていて、ちょっと足を踏み入れてみたいという思いがありました。
身近な「工業デザイン」
今回の企画展の対象とは少し離れますが、私たちが身近に接するデザインとして、生活家電などの工業デザインがあります。例えば、ダイソンの掃除機などです。
自宅でダイソンのハンディークリーナーを使っていますが、見た目のデザインから受ける印象は強烈で、使う前から「やってくれそう」という先入観を植え付けてくれます。
実際に使ってみても満足のいく吸引力なのですが、デザインによる先入観によって、実際の仕事量を超える働きをしてくれているような感覚とともに満足感も増幅します。
恐るべし、デザインの力。
そのような日常的なものに加え、事務所のHPの作成過程において少なからずデザインを意識したこともあり、今回の企画展への参加になりました。
では、展示会へ
といっても、展示の対象が対象だけに「わかりづらい」写真しか掲載していません。
デザインハブの入り口から入ったところです。
過去から未来へ、といった感じでディスプレイ上に展示されています。
ディスプレイ上での展示のほか、デザイナーへのインタビュー動画も用意されています。
(写真は以上です)
「無知」ながらわかったことは、次の3つです。
- 人間とコンピューターをつないでいるのはデザイン
- デザインにかかわる人たちも2045年を見据えている
- ユーザインターフェース系のデザインは人工知能で代替されていく?
人工知能が人間の脳を超えるとされている2045年。
人工知能による仕事の代替の可能性の高低を示すランキングがよく話題に上がっていますが、代替可能性が低いとされるデザイン業界の方も2045年を意識していました。
一方、代替可能性が高いとされる税理士業界ですが、2045年云々という話は・・?。
企画展「デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン その過去と未来」
この企画展は、デジタルメディアとグラフィックデザインの関係を、プレデジタルメディアの時代(70年代以前)、CGの時代(80年代)、マルチメディアの時代(90年代)、ウェブ広告の時代(00年代)に分けて展示されています。
また、人工知能の発達が爆発的に伸び予測不可能になるといわれている未来モデルの限界点、シンギュラリティの時代(2045年以降)についても、コンピュータと人間の将来を見据えた作品等も紹介されています。(ここまで、広告チラシより)
2/14(日)の19時までの開催です。ご興味のある方はどうぞ。
東京ミッドタウン・デザインハブ第55回企画展
デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン その過去と未来