3/18付けで内閣府より、次の2つの公益法人に対し公益認定の取り消しが行われました。
・公益財団法人日本ライフ協会 ※公益認定取消しの公示はこちら
・公益社団法人日本ポニーベースボール協会 ※公益認定取消しの公示はこちら
公益財団法人日本ライフ協会
公示内容によると公益財団法人日本ライフ協会は、公益認定法第5条の認定基準のいずれかに適合しなくなったため、とされています。
当協会に対しては、1/15付けで行政庁より是正勧告が出され、2/5付けで公益認定等委員会より行政庁に公益認定の取り消しの勧告が出されていました。
発端は、高齢者などから預かっていた預託金の一部流用の発覚で、預託金回復に向けた計画の策定等が求められていました。
しかし、協会が2/1付けで民事再生手続き開始の申立てを行ったことで、認定基準の経理的基礎を欠くと判断され、そのことが取消しにつながったものと推測されます。
なお、この取消しにより日本ライフ協会は、一般財団法人になります。
公益社団法人日本ポニーベースボール協会
公示内容によると公益社団法人日本ポニーベースボール協会は、公益認定の取消しの申請があったとされています。
当協会については、2/26付けで公益認定等委員会より行政庁に、当協会に関する公益認定の取り消しの勧告が出されていました。
平成23年6月1日に公益認定を受けて以降、平成26年度まで一度も総会を開催せず、行政庁への事業報告においては、開催している旨の虚偽の報告をしていたとのことです。
法人への是正勧告を経ずに取り消し勧告が出された異例のケースでした。
なお、この取消しにより日本ポニーベースボール協会は、一般社団法人になります。