昨日は東京マラソンでしたね。天候に恵まれ、絶好の大会日和になったものと思います。
今回縁がなかった私は、久しぶりに波乗りに行きました。約1か月半ぶりの海です。
サーファーにとっては今が一年で最も寒さがこたえる時期です。
外気の低さは言わずもがなですが、海水も今から4月中旬位までが冷たさのピーク。海水は外気の変化から1~2カ月遅れて変化するためです。よって、外気、海水ともに冷たい時期が重なる今が、一年で一番厳しい時期になります。
そこで、タイトルにも記載した「ヘッドキャップ」の登場です。
ヘッドキャップは、サーファーの間では着用をためらいがちなアイテムです(笑)。真冬でも着用者は3割位。しかし、これさえあれば真冬の海も怖くない、と言い切れるくらい防寒性の高いアイテムでもあります。
真冬の海では、ウェットスーツは欠かせませんが、それ以外に、ブーツ、グローブ、そしてヘッドキャップがあり、寒さが増すにつれ順に着用していきます。どうでもいい話ですが・・(笑)
11月中旬ころ : セミドライスーツ(長袖・長ズボンタイプのウェットスーツ)
12月中旬ころ : ブーツ
1月中旬ころ : グローブ
以降3月上旬まで: ヘッドキャップ
※私が波乗りをしている千葉の北から茨城の南のエリアの場合です。
そんな素晴らしい防寒具のヘッドキャップですが、私も35歳位までは着用をためらっていました。見た目の問題で、スマートではないからです(笑)
しかし、年を重ねるにつれ寒さが身に染みるようになり、体への負担も気になり始めた36歳位のときに着用に踏み切りました。
沖に向かう時に、ボードごと体を沈めてくる波の下をくぐる(ドルフィンと言います)のですが、真冬の海でドルフィンすると、海水の冷たさで頭にキーンときます。かき氷を一気に食べたときと同じ感じです。
そのドルフィンを数回続けると、目の前には星が飛び交い、頭はクラクラし、視界はぼやけてくることに・・。
そんな状態を何回か経験すると、さすがに頭の血管によくないのでは? もう若くはないし・・。ということでヘッドキャップを導入することにしました。
実際着用してみて分かったのは、頭の表面の冷たさを防いでくれるだけでなく、体の暖かさを保てるということです。キャップを被ることで、体の熱が頭から放出されるのを防いでくれるためです。
体は、末端(手・足・頭)から冷えるといいますが、それぞれに蓋(グローブ・ブーツ・ヘッドキャップ)をすることで、体内の熱が奪われずに済むというわけですね。
昨日の海は、風も強めでまさに真冬の海といった状況でしたが、ヘッドキャップのおかげで寒さ知らずで波乗りを楽しめました。見た目はスマートではない、ちょっと「大人」なアイテムですが、真冬のマリンスポーツにはお勧めです。
明日から3月ですね。
今日より気温が下がる予報のため体調管理に注意が必要ですが、春の訪れを感じられる時期に入り、心も体も軽くなりますね。(^▽^)/