令和元年・公益法人の概況等

 

内閣府より12月25日付けで
「令和元年 公益法人の概況及び公益認定等委員会の活動報告」が公表されました。

(公益法人informationサイトリンク先)
「令和元年 公益法人の概況及び公益認定等委員会の活動報告」

「公益法人の概況」と「公益認定等委員会の活動報告」の2部で構成され、年に一回、前年度(一部は前々年度)の状況等について報告資料として公表されています。

特段驚くような内容はありませんでしたが、少し気になった個所について記します。

 

法人の合併件数の増加

平成25年度から30年度までの推移が記載されています。(報告資料6頁)

25・26年度で10件を超えていましたが、27年度に3件に減少したあと、30年度にかけて増加傾向にあります。

25・26年度は、新制度への移行に伴う法人改革の流れと思われます。
これに対し、27年度から30年度にかけての増加は、新制度に加え外部環境の変化なども影響しているのかもしれません。

コロナ禍でビジネスや生活のスタイルが変わり、その変化には、一時的なものだけでなく、将来の先取り的なものあるといわれているなか、今後このような数値にも何らかの傾向が見えるのかもしれません。